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あの娘に貸した本

これは高校1年の時の話です。ビブリオバトルというオススメの本をクラスの人に紹介する授業がありました。僕はとある歴史小説を紹介したのですが、なんと次の日、クラスの可愛い女子が「昨日紹介してた本貸してくれない?」と話しかけてくれたのです。僕はなんとか興奮を抑えながら本を貸しました。こんな経験初めてでした。舞い上がりっぱなしの僕は部活で「今女子に本貸してるんだ!!」とドヤ顔をかましました。数日後、「ありがとう!!」と女子が本を返してれました。幸福感に満たされながら本をしまっていると、違和感を感じました。よく見てみると本についてあるひも状のしおりが24ページに挟まってあったのです。めちゃめちゃ序盤で飽きてるやん。

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