息苦しくなって 夜の街へ飛び出した 纏わりつく熱気が やけにしつこくて 無意識のうちに 胸ポケットの中、煙草に手をつける そっと口元に近づけた ライターの火 何故だか美しくて、綺麗で 汚れきった私の心は 久々に「涙」を思い出した