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暗黒破壊王(ちょっと不憫)2

「妙な気配を感じてきてみれば貴様、何者だ!」
俺達と同類か?まぁ、言葉を交わす必要はないか
「グルルルルル...」
「怪獣...?だが人型ということは宇宙人か?」
いや、俺からしたらお前の方が宇宙人だがな
「だが、これほどの力...見過ごす訳にはいかない...」
まぁ肩慣らしにはちょうどいいか
「フゥ...フゥ...」
「ゆくぞ!」
面白い!あれ、体が...まさか神輿が!?今いいとこなのに!
「グ....ウ...」
「何だ...?」
あっマズイ、踏ん張り効かない!
「ウグァァァァァァ!」
何で毎回戦いだって時に神輿が帰ってくるんだよ!
「...なんだったんだあれは...だが、この星の周囲の警備を強化する必要が出てきたな...よし、戻ったら提案してみよう」
大気圏暑いわ...バリア張る時間くらい寄越せよ神輿ィ!

で、戻ってきてしまったわけだ
今年も収穫はあの宇宙人以外ほとんど無しか...
で、また一年待つのかよ...割りに合わなすぎだ、勘弁してくれよ!

  • 夏祭り
  • 百鬼夜行
  • 終わり
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