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こんな世界で正気を保っていられる僕は、すでに正気を失っているのかもしれない。

歪んだ表情(かお)と愛が
アダムとイブの話みたいだ
光ったはずの誓いが
ほだされていくのをみていた
嫌ったような気でいた
不貞腐れてる横目のあなた
満たしあえない僕らは
互いの身体に火をつけて
鮮明な夢をみていただけ
経験はないといえないだけ
あの頃の傷が癒えないだけ
光ってた金ピカ消えないだけ
倫理観なんてさえいらないから
溺れる気持ちだけもってきなよ
見蕩れるほど綺麗な朝焼け
生きてることに流れる涙
焼け野原に立つ新しいぼく
色褪せる温度纏って歩く

  • 僕がアダムと名乗ったら
  • 君がイブと応えるきせき
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