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よるとあさの詩

夜からずっと逃げたくて
光に真夜中を閉じ込めていくのは
想像通りの未来に 多分嫌気がさしたから

林檎をかじる音 影を踏んでしまうこと
よそ見しないでよ 目を合わせてくれよ

朝の匂いを吸い込んで
僕は世界を見上げる
青く染まる天井がちょっとだけ
寂しく鳴いている

大丈夫 さようならなんて思わないよ

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