カモシタサラさんの曲、歌詞は簡単で分かりやすいのに、どこか自分と経験とつながっていて、自分の中で咀嚼するととても深いものばかりだと思いました。
特に、"クリームソーダ"の歌詞
「大好きだったあの曲の最後の4小節が終わる頃 頭の中の炭酸が抜ける音がした」が好きです。
今の時期だと、夏の終わりだから永遠ではない夏休みのことを思ってしまうし、冬になったら終わりゆく年のことを思うだろうし、春になったら卒業のこととかを考えてしまうと思います。
他にも、自分が大好きだったアーティストが前ほど好きでなくなったり、永久だと思ってたことがそうではなかった時の儚さ、切なさ、存在の脆さとかを思い起こさせてくれました。
でも、そんなことを思ってセンチメンタルになっても、その後の歌詞で
「I wanna be alright きっといつかはわかるはずさ」
と、それでも今を生きてる僕ら自身に勇気を与えてくれる感じが大好きです。