普通の人間にも 特別な人間にも なりきれなかった僕らだから 居場所などとうになかった 僕がうずくまるこの部屋は この世界のどこでもなくて いっそ忘れ去られた僕らだから 好き勝手言っても気にも留めなかった それでも自分のことを 善だと信じて疑わないから やっぱりこの「僕」ってやつは どうしたってたちが悪い