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自分物語〜単元テストと恋〜

中学校2年生秋。憂鬱な社会の単元テストの返却日。けれど返却された時思わず私は息を呑んだ。「え……。私にしては……良い……。」恐らく皆からすればなんてことない点数だろうけれど、私はとても嬉しかった。その日の放課後、部室の前にいると社会の先生が話かけてきてくれた。「今回のテスト頑張ったね!次も頑張って!!!」ただ、なんてことないその一言だった。その一言で、私の人生は大きく動いたのだ。あの日、あの時吹いた秋風を私の身体は今も鮮明に覚えている……。

  • 先生
  • ヨルシカ大好き
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