白い世界がやって来て 僕の目を貫くから 眠くて仕方がないけど いきなきゃ
鏡を見たら 冴えない顔が映っていて 不安や恐れをあくびと一緒に噛み殺すのさ
軋む体を抱いて 痛む胸をさすって 鏡の中のあいつに そっぽ向かれないように
借り物の言葉で今日も僕は話すよ 背負った分の知識を 利用できる気はさらさらないけど
青い世界がやって来て 僕の身を包んだら 僕の頭は だんだん沈んでく
掌を見たら 三日月が浮かんでいた 流星と一緒に 黒い水に落ちるのさ
軋むベッドに乗って 痛む瞼をなぞって 鏡の中のあんたに 少しでも愛されるように
借り物の言葉で 僕は明日も生きるよ 抱えた分の感情を 表せる気はさらさらないけど
序章にもなりえぬ人生を
言葉になりえぬ感情を
インクの蹟を
0と1を
カンテラにして 光れ