リクト。によるエッセイ。 不定期更新。
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#2 『書く』
長っ！
ノートを片手に、心の中でそう叫んだ。
第1回の原稿を考えてみたが、これが長い長い。こんな量、自分でも読みたくない。
仕方なく削りまくってみたが、やはりしっくりこない。結局、最初とは全く違う内容に変更することにした。
こんな調子で、週末のほとんどをエッセイのために費やした。おかげで宿題ができなかったわけだが、それよりもよっぽど楽しい2日間になった。
そして、月曜日の夜にいよいよ投稿。
しばらくして、スタンプを押してもらえた。その後、エッセイに関する投稿をした時にも、複数の生徒からスタンプを頂けた。本当に、本当に、嬉しかった。
こうして、私の夢が叶った。
星野源先生のエッセイを読んだ時からあった「エッセイを書いて、人に読んでもらいたい」
という夢。そして、たくさんの素晴らしいクリエイター達に出会って芽生えた、「何かを作ってみたい」という思い。
正直、現実的には無理だと思っていた部分もあった。
しかし、この２つが、学校掲示板で重なったのだ。
現実になった夢は、今、少しずつ日常になりつつある。
いつかセリフから始めるという技法もやってみたいな。
そう思いながら、今日もノートを開いた。