私がスクールオブロックを毎日聴き始めたころ、ちょうどあしざわ教頭が新教頭としてこの学校にいらっしゃいました。何度か逆電もいただき、フリーダムも叫ばせてもらいました。全国を回るイベントで熊本のびぷれす広場にいらして生校長と教頭を見れたのもいい思い出です。教頭のいたスクールオブロックが、がっつり10代の私の青春でした。
その日々の中でも特に教頭に感謝していることあります。それは、先輩と仲良くなるきっかけを作ってもらったことです。あしざわ教頭の声をはじめて聴いて数日経ったころ、私は教頭の声が部活のひとつ上の先輩とそっくりなことに気がつきました。私はまだその先輩とそんなに仲良くなかったのですが、ラジオなんか聴いてないかもと思いつつも先輩との雑談の中で教頭の話をしてみたのです。すると、予想以上に先輩は食いついてくれて、そこから沢山スクールオブロックの話をするようになりました。そして徐々に他のことも話せるようになっていき、私は先輩のことを「教頭」というあだ名で呼ぶほどになりました。その人はとても優しくて私が先輩ではなく教頭と呼びはじめどんどん馴れ馴れしくなってきても全然怒らなかったし、私が別の先輩ととても険悪になった時もものすごくやんわりと諭してくれて、その時教えてもらったことは今も自分の中で大事にしています。
卒業してからは大学も違うのでもうほとんど会わなくなってしまいましたが、部活終わりにみんなで遊んでいる時にその先輩が言った「ずっとこうしていたい」というのを私は未だに忘れられなくて、それくらい大切な、大切な思い出です。私はひどいコミュ障で誰かと仲良くなるには時間がかかるし、きっかけがないと話をする勇気も出ない人間です。だから、あしざわ教頭がスクールオブロックに来てくれたおかげで、教頭でいてくれたおかげで、私はとても尊い思い出を得ることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました!そして、お疲れ様でした!