いよいよ今日が最後の日ですね。
あしざわ教頭の着任とほぼ同時に聴き始めた私にとって教頭の退任はかなり衝撃的でした。
覚えていらっしゃいますか?
女好きの、しょうもない人間を父親に持った生徒のことを。
私は今、家を出てひとり暮らしをしています。
あのような状況下でしたが、センター試験、国立二次試験をToppa!(懐かしい笑)して、東北大学で経済の勉強をしています。
ちょうど私がラジオを聴き始めた頃、父親はもうひとつの家庭で一番幸せな時間を過ごしていました。家に居場所が見つからなくて夜のラジオに生きる意味を探していたとき、父親は温泉旅行に行っていました。高校受験で成績に余裕のある学校を選んでしまったから、その事を知っていたから、こうなったのかなって思って、大学受験は志望校を父親には直前まで伝えずレベルが高い学校ばかりを受けました。密かな反撃です。笑
第一志望には落ちてしまったけれど、なんとか大学生にはなれました。
そして、あの時付き合っていた元遊び人の彼は、北海道大学に進学しました。年に数回しか会えませんが、なんとか続いています。
教頭と出会った頃居場所がないと嘆いていた中学生は、Toppa!や応援部に背中を押され受験を乗りきり、馴染めない教室と不倫父との密かな戦いを繰り広げた高校生は、フリーダーム!の声とラジオから聴こえる言葉を支えに、たくさんの大切な人達との思い出を抱いて高校を卒業しました。
これが教頭が、私が、SOLで過ごした時間です。
今は、前のように毎晩聴くことは出来なくなってしまいましたが、私にとって教頭がそうであったように、アルバイト先の生徒、母、弟、困っている誰かの救いになれるように日々頑張っています。
あしざわ教頭先生、ありがとうございました。貴方がいたから、今の私がいます。
私にとっての教頭は、紛れもなくあしざわ教頭です。
教頭の人生に幸あれ!!
ふりーーーだーーーーむ!!!