「ん?その名前知ってる!」
校長と一緒にそう言って握手してくれたこと、教頭は覚えているでしょうか。
秋田まで出張してきてくれたときのこと、私、ちゃんと覚えています。あのときはまだ、16歳のピーターパンでした。
たくさんたくさん生徒がいるなかで、少しでも名前に引っかかってくれたこと、しかも、知ってる聞いたことあるなんて言ってもらえて、本当に本当に嬉しかったです。もしかしたら私は、たくさんたくさんの生徒のなかの一人かも知れないけれど、私のなかでは教頭はただひとりの教頭です。
受験のとき、どれだけ励まされたか。受験がきっかけでラジオを聴くようになり、ここまでずるずるとしてしまっているのは、きっと他でもない、校長と教頭のせいなんです。
今日は、たくさんたくさんの生徒に愛されていることを、なお自覚する日ですね。
ラジオの前で、待機しています。