カレが来る気配がした あぁ、また来てしまったのか ってぼんやりとした頭で思う 私の苦手なカレ カレはいつも私について来て私の居場所を奪っていく 重い気持ちのまま私は荷物をまとめた ここも私の居場所では無かったんだな 次こそカレの来ない私だけの居場所を見つけたい そう思いながら私はまた長い長い旅に出る