今更書きそびれていたことを書いていこうと思う。
今年の初め頃、ぼくは応援部の掲示版に、部活がまとまらないことの不安を書いて、それきりにしていた。何人かの生徒さんにアドバイスをいただいたのに、その後の部活の話は一切しなかったので、後味の悪い思いをさせてしまったかもしれない。確かに部員たちは自分も含めみんなバラバラで我が強かったけど、部活での催しは皆成功できたし、思い返してみると、やっぱりぼくは皆のことが大好きだったし、皆も、ぼくが拙いなりにも真摯に向き合おうとしていたことを受け取ってくれていたみたい。
もう一つは最近、眠れない夜の鍵曲掲示版に、小学生の時大好きだったゲーム「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のBGMを挙げている生徒さんがいて、ちょっと盛り上がった。受験の応援もしてくれていたのに、返事を書こう書こうと思っているうちに掲示版が閉まってしまった。それがきっかけで、勉強中のBGMにそのゲームの音楽を聴くようになった。やがて関心は当時考えてもみなかった、ゲームの物語に込められているメッセージに移っていた。ゲームでは、異なる考え方を受け入れることで広がる可能性について描かれていた。また、ある人物は、「すばらしい夢や理想は、世界を変える力をくれる!」と言っていた。その時初めて、はっきりとした夢や願望が見えてきた気がした。
何かある毎に変わろうと決意して、全く変われない自分が嫌だった。今は、結局変われなかったとしても、変わろうと思っている間だけでも全力でいられれば、いつかは叶うと思うようになった。掲示版には、誠実に自分の思いをぶつけたい。上に書いたことだけでなく、あの時声をかけてくれたみなさん、いい返事ができなくて、ごめんなさい、そして、みなさんの言葉は新しい自分を作ってくれた。ほんとうにありがとう。これはぼくの何度目かの決意表明です。