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あの頃感じていた
歯みがき粉の辛さは思い出せない。
あの頃手を伸ばしても
届かなかったモノが僕には取れる。
あの頃抱えていた
ハテナ?にまだ答えを添えてやれない。
まだ苦いコーヒーと
あとどれくらい付き合えるだろう。
薄れていく轍を
想いながら何処へ行こうか思い見る。

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