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nocturne

紡いできた命が今 星になって
眠れぬ夜を過ごす人を 見守るのだ

光はたまに見失い さみしくなる
零れてゆく涙を拭って歩こうか

優しい人が 多すぎるから
優しさがわからなくなる
誰かの腕の中で 生きていることを
時折り 平気で解いてしまうのだ

出来なくて怖くて 辞めたくて
見えない恐怖に怯えている

光はたまに私の心に 灯を燈す
溢れてゆく幸せを気づけずに落としてしまう

さみしい人が 多すぎるから
埋め方もみんな違うから
さみしさはまた増すばかりだ
紛らわしてはまた浮いてくるな

優しい人が 多すぎるから
優しさがわからなくなる
誰かの腕の中で 生きていることを
時折り 平気で解いてしまうのだ

眠れぬ夜にまた馳せた想いは
夜空を伝う

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