飽きないから 舐め続けている 剥かれた飴を見た時 心から 愛おしく思い 口に入れることにした それが 秘密の共有にも似ていて それが 弱者への義務にも似ていて なんの罪悪感もなく 口にほおりこんだ。 甘苦いkyandhi 境界線のぼやけた 暗い部屋 Sunday 導火線を湿らせた 枯れないから 食み続けている 剥かれた飴を撫でたり あちこち確かめたあとで 単純だと笑う