冷めたコーヒーカップを 頻りに撫でながら スーツを脱がせた夜を せっかく二人になれた夜を 走馬灯のように思い出してる ただあなたと並んで 宙ぶらりん 冷たいつま先を テレビにむけて 遠くなる夜を眺めてた