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な、は行

夏雲の
鈍色が
濡れた金属みたいで
鼠色とはやっぱり違くて
長閑な空気は
春から流れて
日に日に騒がしさを増していく
吹けば飛ぶような日常を
平気な顔で歩いていくから
惚れそうで困る。

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