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ネバーランドで輝く星に捧ぐ.

お話してあげる。
ネバーランドで輝く星に出逢った日のこと。
そうだよ、あの、輝いている星。
いつからそこで輝いているのかって?
うーん……私が輝いているあの星に気付いたのは、1年くらい前だったかなあ…たしかね。
キラキラしているなって、思った。
眩しいくらい、キラキラしていたの。
気付いた日の日付に確証はないのだけれど、あの星が生まれた日は知っているわ。
えぇ、それが明日。
……む。なんで知っているのか、なんて愚問じゃない?
だって、ネバーランドの仲間よ。
彼女との邂逅は、私にとって大きな財産なの。
ふふ、そうよ、あの星は女の子。
今は可愛い妹のような存在だけれど、きっと素敵なお姉さんになると思うわ。
明日は、そんな彼女の生まれた日。
彼女が、たくさんの幸福に包まれますように。
私がキラキラした彼女に気付いたように、彼女にとって私が、せめてネバーランドのなかだけでも、ポラリスのような存在になれていますように。
ちょっとだけはやいけれど、お誕生日、おめでとう。

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