「…ぅ」
…彼の言う通りかもしれない。でもそこまで言われると…
でも、と彼は続ける。
「…でも関わるかどうかは他人の勝手。こっちが何を言おうと他人の自由。—他人の思いなんて理解できないし」
「自由…」
思わずわたしは繰り返す。確かに、そこら辺は他人の自由だ…
黎はうつむきながらさらに続ける。
「他人の感情なんかよく分かんないし、理解できないし…だから勝手に関わられても基本的には何も思わないけど…でも…」
不意に彼が口ごもった。
「でも…⁇」
わたしは何を言おうとしてるのだろうと首を傾げる。
「何か干渉され過ぎそうで嫌…」
消え入りそうな声で彼は本心を叫ぶかのように言った。
「…」
黎はちろとこちらを見た後、逃げるかのように駆け出した。
「あ…」
わたしはそう言う頃には彼は視界から去っていった。
最後の方、何だったんだろ…ポツンとわたしは自分の中で呟いた。
久しぶりだ!そして黎君絶対コミュ障だ!言ってることは決して間違っちゃいないけど。
大体1か月後のセカイからレスありがとう。
…コミュ障…過去の自分…うっ…
…あ、何でもありません。
続きはもうすぐです…
お久しぶりです!元気そうでよかったです。いつも読んでくれてありがとうございます!
レスありがとうございます…
元気してました…こちら側の物語ももう少しで多分再開です。