月が綺麗ね なんて冗談めかしてきみは言う 確かに今夜の月は明るいけれど その言葉に意味があるのが怖くて ぼくには曖昧に微笑むしかなくて そんなぼくにきみは唇を尖らせて 拗ねたようにあっち向いたんだ きれい 月よりも何よりもきみが1番きれいだ だなんて言えるわけない