口癖のように口笛のように死にたいを繰り返してここまで来てしまった、ずっと生きたいまま。涙が出るから眠るよ。ぬるくなった湯船だけがあなたが憎いことを憶えていてわたしは、朝になって剥ぎ取られるすべてから空っぽのプレゼントを守ろうとしていた。やわくひかる、あの翅に口づけてもいいですか。目が覚めることがこんなに怖くていとおしいこと、いつ知るのが正解でしたか。