冬の道端に凍えて咲く花を 可哀想と手折るのは優しさじゃない さよならと見捨てることもできなくて あなたも大変ね なんて微笑んで少しの間彼女の勇気と努力を愛でた ほんの数秒だけ目を合わせた 数秒後の去り際 がんばれ なんて聞こえた気がして