僕が置いてけぼりにした君が叫ぶのはそういう道理なんだろう。 置いていった苦しさをずっと抱えているから、君は君の存在を僕と外側の人たちに伝えたいから、 だから君はそうやって叫んでいるんだろう? でも僕は君の叫びを聞くことしかせずにできずに、君を抑えるので手一杯で、本当にごめんね。 だからせめて、君の叫びを耳を澄ましてちゃんと受け取るよ。 「お前なんか……いなければよかったのに!!」