自然は残酷だ。秋風を感じた期間が短い。秋 分の日から約一ヶ月。日の長さは十時間ほど で、風も頬を突き刺す。五時を過ぎると既に 暗くなる。僕は街灯の灯りを頼りにメールで 示された地点へと向かう。バスに乗りつつ顔 を窓の外に向ける。そこに幾つかパッと鮮や かな光。イルミネーションだ。なぜか少し泣 けてきた。イルミ大好きだ。ストレスが溜ま るここ最近。心が溶ける。クリぼっち?そん なの関係ない。クリスマスの夜、見に行く。