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あの頃の私に追い付いた君へ。

なんだか素敵な言葉に溢れているものだから、私はどんな言葉をあげられるかなって考えてはみたのだけれど、こんな特別な日に限って取り立てて特別な言葉って案外出てこないもので、私はすっかり困ってしまって結局はこんな時間。

はじめのはじめに迷惑電話を鳴らしてしまったわりに、もうお祭りも終わるよなんて遅い時間に出てきては勝手なことを言って。どうしましょう、本当に、特別な言葉が紡げないの。

おめでとうばかりが先立ってしまって、私はいつからこんなに言葉を紡ぐのがへたっぴになってしまったのかしら。
いつも大好きなんて嬉しいことを言ってくれるけれど、そんなのは私も負ける気がしません。それが、00:00に込められた思いだと思ってほしいな。誰かの一番になりたいのは、可愛い可愛い君だけじゃないんだからね。
たくさん悩むこと、たくさん辛いこと、きっとあるでしょう。でも、たくさん嬉しいこと、たくさん楽しいこともあるに違いないんです。そんな嬉しい楽しいが、去年よりひとつでも多く訪れますように。
心から、ハッピーバースデーを叫びます。

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