0

Tower Side Hug

街の喧騒から逃げ出して
ふたり海辺に出たの
揺れるヨットも磯の香りも
ぜんぶ吸い込んだ

あなたの肩にあごを乗せ
青いネオンを読んだ
ア・サ・ヒ・ビ・ー・ル
その文字が灯いては消えた…

初めてのハグは Tower Side
静かな静かな Tower Side
あんまり高くないのが
ちょうどいいのよ 私たちには

小柄なあなたの温もり
ずっと感じてたい
けれどあのネオンみたいに
それはいつか消えるもの

初めてのハグは Tower Side
つめたい海風 Tower Side
いちばん大事なのは
夜に溶け込む事よ タワーみたいに

ア・サ・ヒ・ビ・ー・ル
その文字が灯いては消えた…

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。