さよならは聞きたくないって 塞いだ冷たくなった耳 冷たい冬の風が彼をさらって行く 昨日まで重なり合ってた毎日は 明日からそれぞれの毎日になるのね バイバイの後にまたねって付けてよなんて しつこすぎるよね 商店街の人混みに消えて行くあなたを必死に目で追いかけてた 遠ざかるあなたが段々濡れて見えるのは私のせいじゃないって心に叫びながら 私は私の明日へ帰っていく