この星に生まれたいのち
大切にしたいと思ったの
泣いて叫んだあの時から
私はここで生きると誓ったの
なのにどうして、私は笑えないの
こんなに愛されているのにどうして私の心は空っぽなの
この世界で生きるいのち
捨ててしまいたいと思ったの
泣いて笑ったあの時から
私はここから飛ぼうと思ったの
なのにどうして、私はここに立っているの
こんなに飛びたいのにどうして飛べずにいるの
生きたいように生きなさい
そんな言葉が私を通り過ぎていく
自分が何者かも分からないまま息を吸う
行き先も分からないまま息を吐く
そんな旅路を楽しめと大人(ひと)はいう
そのとき知るの 「生きる」ことを
あなたは生きていますか 笑っていますか
あなたが助かるのなら私は身を捧げましょう
そんな願いも無残に散っていく
この世界(ほし)は誰も生かさない
この世界(ほし)は笑顔で溢れてる
この星で生まれたいのち
大切にしたいと思ったの
なのにどうして、私は笑えないの
不滅の太陽が照らす明日に未来はある?
今日は貴方が生まれた日 私が生まれた日
みんなでお祝いしましょうか
ここにモミの木は要らないわ
いつか散ってしまうこのいのち
馬鹿ね、あなたは 愚かね、私は
果実はいつだって手元にあるわ
いつか口にするその果実
息絶えようとも許されぬ罪
最後にお祝いしましょうか 貴方と私の誕生日