クリスマスを一緒に過ごすはずだった彼氏から 別れを告げられて数日経った。 ミセスを聴きながら歩く学校からの帰り道。 イヤホンから流れてきた詩は 「愛しても無駄なのに 愛してる私が居る その心だけは唯一 花を枯らすのは防ぐ」 目に溜まったもののせいで道沿いのイルミネーションがやけに輝いて見えた。一人虚しく感じた。