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クリスマスとミセスと私

「今年もクリぼっちだー」周りの人はこの時期になるとそんなことを口に出す
別に恋人と過ごすだけがクリスマスではないのではないだろうか。
そんなことを思いながらも私はあの人からのLINEを待ってる。
そうして時間だけがすぎてクリスマスになっちゃう。
凍った雪道で、きらびやかなイルミネーションを横目に見ながら、白い息を吐いて、私はあの人からのLINEを見るために携帯を開く。そのタイミングである歌詞が聞こえてきた。

空しさなんてないと云うが誰かを思い出す

あなたのことを思っているだけで、クリスマスは寂しくなんかない。

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