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クリスマスとミセスと私

聖なる日の夜

喜びで 満ち溢れる街

奇跡を期待し浮つく 人々の心

温かく、
切なく、寂しい
光と色とで 綺麗に飾りつけられた景色

たった一日で
“特別な夜”は終わってしまう
まるで 何事も無かったかのように
日常がゆっくりと動き出す

でも それでいい

目には見えなくても
確かに光る小さな奇跡が
そこに在るから

ただ それだけでいい

どんなに凍える夜でも
そっと寄り添い 慰めてくれる
暖かなものが そこに在るだけで

この幸せが私にとっての
何より大切な贈り物だから

永遠なんて無くても
今生きているこの日々は紛れもない真実だから

  • クリスマスとミセスと私
  • これははたしてポエムなのか
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