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クリスマスとミセスと私

外に足を運べば 街はクリスマス一色で
「あぁ もうそんな季節か」なんて
ちょっと前までは この日を心躍らせながら待ち侘びていたのに、そんな自分はいつしか見当たらなくなって、それがどこか可笑しいようで 寂しいようで 哀しいようで

吹き抜ける風が冷たくて
キラキラ輝いて眩しいイルミネーションも 自分に対する厚意も 誰かとのやり取りも 何もかもが冷たく感じて 色がないように感じて

なんて自分勝手だろう

全部 全部 確かに そこに在って
確かに 1つ1つに 色が在るのに
自分を取り巻く環境が 自分のこの思考が 自分の見ている世界が 全部に嫌気がさしてしまった時

その思考を振り払うように 大好きなミセスを聴いて 縋るようにまたミセスを好きになる

そんな自分すらも嫌になって
最初は キレイで純粋だった“好き”が どんどん変わっていって
「こんな“好き”のカタチでもミセスは喜んでくれるだろうか」
なんて、自分で答えを出すことができない事を ずっとずっと考えて
自分でも意味がわからないままに 涙が溢れてきて

『 幸せ って何だろう?』
あぁ
『泣けることもある
でも嫌いじゃないわ』
なんで
『大切って何だろう?』
どうしてこうも
『枯れることはない
この愛しき日々よ』
この人たちは私に 温もりを 色を 希望を 憧れを 優しさを 「生きよう」と思えるきっかけをくれるんだろう
私はどうしてこうもこの5人が
Mrs. GREEN APPLEが好きなんだろう

言葉にすれば この心で 耳で 体で 全身で 感じた“モノ”がそこで制限されてしまいそうで、言葉に表したくない なんて思うのは我儘なんだろうか。

私のそれが我儘でも何でも
彼の『我儘が終わるまで』
私はこの5人を、彼の心臓を 、彼の遺言を 、5人の曲を 愛し続ける。
『我儘が終わるまで』なんて言わず、
私のこの命が尽きるその日まで
彼等を愛し続けようと、愛し続けたいと思う。

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