手が、悴む
進まないペン
真っ白なままの頁
「いつか貴方達みたいに
誰かの心に刺さる詩を」
そう思ってノートを開いた
毛布にくるまり、またペンをとる
寒空の下、灯りがひとつ浮かんでいた
誰かの心に鈴が鳴って
誰かの元へ贈り物が届く
静かな夜 詩が聴こえた
完成したその詩は
どこか懐かしく
少しばかり
貴方達を近くに思わせた
素敵な曲が出来たよ。
いつか貴方達に届けばいいな。
聴いて貰えたら嬉しいな。
おやすみなさい。
素敵なプレゼントをありがとう。
昨日も今日もこれからも
素敵なプレゼントをありがとう