街は騒がしくて眩しい、目が眩む
そういえば明日はクリスマス
白い息を吐いた 寒い
帰って眠ろう
毎年こうだっけ
その夜だった気がしたな
5人の妖精さんたちが
私を夢に連れていった
君の中の寂しさを食べにきたよ
さぁ夜の宴の準備だ
楽しい時間だっていつしか終わってしまう
「お願い行かないで 独りにしないで」
妖精さんたちはこう言ったね
君が寂しくなったときにいつでも来るよ
その時は寂しさなんてものは亡くしてあげる
大丈夫だから
おやすみ。
夢から目覚める
街は眩しくてキラキラしていた
相変わらず寒い
でもね
今年は違うみたい
外はどこかで嗅いだことのある青りんごの香りがした。