布団から顔を出して冷たい床を歩く 眠い目をこすって高くなってゆく空に息を吹きかける いつもと変わらない景色 「今日もありがとう」 いつもとは違う夕日の沈み 暗闇に灯る暖かなひかり まるで貴方のよう いつもとは違う星空 お月さまは静かに歌う 雪がちらつく聖なる夜 ひとつの影が真冬の空に 貴方の頬が紅く染まる まるで水彩絵の具で溶かしたように いつもとは違う私の心 「いつの日にか私もあなたに恋をする」