雪だけ降り止まない 白くて儚い世界で 私は昨日を煙のように口から吐き出して 誰かの声も誰かの顔も全部 下を向いて隠してきた 私の吐く息はいつも透明で白くて脆い いつかの お話しようが 死んだ頃に私は 初めてあなたの顔をはっきりと直視した