明日、どこかでストーブの火が点く頃に 誰かの書いた物語に栞を挟む。 今から朝が来るという 僕にとっての恐怖の兆し 日が出る前に絆創膏を貼って 布団に潜らなきゃ。 この傷から漏れ出る光が太陽に消されないように 誰にも言えない秘密と共に眠る。 今日も僕は ニンゲンから逃げて 太陽から逃げて 逃げて 逃げて 逃げるしかないの?