広大な世界の隅っこで
泣き喚いてるのは そう私です
我儘にも正直な苦しみを
抱えて今日も寝て明日を迎えるのです
私がもし神様なら
屋上 高い窓 薄暗い部屋で
あと一歩踏み出そう者が居るなら
その足と手を後ろへ引き そっと抱きしめる
明日も生きられるくらいの
なにかをあげる
溢れた涙を両手で拭い
あなたを救う人になる
過去に囚われて後ろばっか見ていたら
前にある大切なものを掴めないでしょう
そしてまたきみはそれを過去のせいにするの
考え方次第で居場所は消えて
友だちも味方もヒーローは もういない
時が経てば変わるものに溢れていて
焦らされて疲れ果てて目眩に変わる
私にもし子どもができたら
「生きるのは辛い」と教えたくなってしまう
真面目に生きていたら馬鹿をみるんだと
思い知らされてこれで何度目だろう
きみが「性格が悪い」と誰かに言われるなら
「そんなことないよ」と私は言う
なりたくてなったわけじゃない
きみはちゃんと ちゃんといい子だから
溢れた涙を両手で拭い
あなたを救う人になる
太陽が昇り沈み
人間も同じ様に目を覚まし瞑る様に
花が育ち咲き枯れる様に
今を生きている