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とある一日

僕らは暗闇の中で会話する
言葉も何も無くたって
この時間を会話と呼びたいのです


あの日のあなたとの会話を
忘れたフリして「なんだっけ」なんて零すけど
本当は はっきりと覚えてる
だってその一つ一つが宝物だから

僕は、あなたに嘘ばかりつくのだ。

独りの時は寂しさも悔しさも
噛みきれない辛さも
何でもかんでもつぶやけるのに、
一人の時は周りばかり、あなたばかり意識して
心配かけないように「うまくやってます」って
笑顔まじりで言うのはなんでだろう。

また別の日に 涙が出てくるのは
まるであなたを裏切っているようで
申し訳なくなる そんな一日

とある一日

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