赤い林檎飴 椿の着物 黒い御髪 街はずれの神社 朔の深夜零時 一つまた一つとおれんじ色の灯籠が燈る 赤い和傘 黒い柄 紅玉の蜻蛉玉 異世界と繋がる扉 月の見えない今夜 赤い鼻緒の下駄を履いた彼女が振り返る