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Japanese LOCKS!

不意の思い立ちで、私RN気づいたら永遠の片想いの坂道が細やかながら開講を決定したJapanese LOCKS。この講義では、自分の気に入った、皆さんに伝えたい和歌と、自作の和歌を一首ずつご紹介したいと思います。何か、この歌を紹介して欲しい!とか、自分こんな歌作ってみたんですけど……というのがあれば、是非レスにお願いします。講義でご紹介しますし、自分の作詞(?)にも参考にさせていただきます。では、初回講義開講しまーす。

私が今ご紹介したい一首

永らへば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき

解説
この和歌を現代語訳すると、「長生きすれば、いつか辛い今の時期を懐かしむ日が来るだろう。憂鬱だったあの日々も、今となっては恋しく思い出されるのだから」となります。今は苦しくても、辛くても、結果が出なくても、長生きして努力さえしていれば、人生チャンスは幾らでもあります。何があっても、人生を諦めないで下さい。苦しくてもそれを懐かしむ日があなたにもきっと来るから。

私の一首

初むるときこそ 赤々と燃えし 我が恋は
春霞にて 霞めらるかな

解説
一応現代語訳をすると、「始まった時こそ、気持ちが燃え盛る程に激しかった自分の恋だけれど、(会えない時間が長くなってしまって)春霞が彼女の姿を、自分の恋心を、霞めて見えなくしてしまったなぁ」となります。この間、僕が通学に使用している近鉄が霧で遅れていて。因みに、古典では春のものが霞、秋のものが霧となります。今春じゃないけど、どちらかと言えばこっちかなと。失恋をして、こういう歌を何首が詠めるようになったのは不幸中の幸いに感じます(笑)

今日の講義はここまで。感想や、紹介して欲しい歌、自作の歌等あれば、レスお寄せ下さい。ご清聴ありがとうございました

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