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恋文

縦書きの 恋文を 途中だと 言い張って
あまりにも 雑な字で まるで落書きみたいだね
宛名のない 封筒に 手の平のなかで皺をつけて
勝手にバッテン貼り付けて
抽斗のなかにしまい込んだ
葉書のなかに詰め込んだ文字たちが
疼きながら 精一杯 藻掻きながら
ぼくをポストまで連れていく

  • 願いの叶わぬ片目の達磨。
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