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今思い出した

中学の陸上部3年間のなかで、唯一、1個銀メダルをとることができた。
卒業アルバムの撮影の時持ってくるよう言われたので持っていった。
一度種目ごとに活動風景撮るから、と一度副顧問にメダルを預けた。
あとで、回収しに向かったら、(体育倉庫前の)机の中にいれた、と言われた。
だけど、中には入っていなかった。
なぜか、メダルをたくさんとった人の中に紛れてしまったらしい。
その人に一枚てきとうに渡された。
メダルの部品がとれていた。
それが自分のかわからないし、不良品をわざわざ押し付けられたように感じた。
すこし抗議したら回りの部員が「そるでいいんじゃない?混ざったなら仕方ないよ」といい始めた。
彼らにとってはたくさんとったメダルの束のなかのひとつかもしれないけど、自分は人生でたったひとつのメダルだったから、そんないい加減にしたくなかった。
でも雰囲気的になにも言えなくなってしまった。
副顧問に出来事を伝えても「そのメダルをきみのだと思って」と、どこか他人事のようにいった。

先生に預けろという指示にしたがったのに、その結果紛失された最悪の結果が帰ってきた。

あのとき自分で管理してればちゃんと手元に今でも自分のメダルが残ってたのに。

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