普通が当たり前じゃない。
みんな、普通のことが幸せとか、当たり前のことが幸せとか言ってるけど、そうじゃない。
私がこんなことを言う一つの理由に妹がターナー症候群だからかもしれない。
染色体が一本欠けているのが一般的なターナー症候群らしいのだけども、
妹は染色体が一本多いみたいで、健常者に近い。ターナーでは稀なケースらしい。
強いていえば少し背が小さいくらい。
それといって何か不自由があるというわけでもないが、
図形や地図が苦手で、道を覚えられなかったりする。
そうしてみると、「普通じゃない」のかもしれない。けど、普通が当たり前で幸せなら、それだったら
私の妹は幸せではないということになるでしょう?。
幸せは自分で決めるものでしょう? そして、普通だから幸せじゃないよ。
父ちゃんが単身赴任してて、なかなか家に帰って来ないで、家族に無関心でも、連絡よこさなくても、
私はそれでも父親は父親だと思ってるし、お母さんに「うちの家族は普通じゃない。てぃってぃ達がかわいそう」
言われても、私はそれなりに幸せだし、かわいそうなんか言わんでよなんて思うし。
普通ではないのかもしれないけど、普通にもなりたくないし、
色んな形はあるものなんだよ。 だから、普通は当たり前でも幸せでもない。
たぶん、私が根本的に言いたいことはそういうことだと思うんだ。
そういうことが言いたいんだ。
「父ちゃんが単身赴任してて、なかなか家に 帰って来ないで、家族に無関心、、連絡よこさない」
って俺も高校のとき同じで。
母親に俺も普通の家庭じゃなくてごめんね。って言われたことがある。
確かに他の家庭とは違うなとは思ってたけど、そんなに気にならなかったし、なんだかんだ頑張ってた。
だからどうとかないけどてぃってぃ。の言ってること少しわかる気がする。