これは、感謝のメールです
僕は高校2年の冬、人間関係に疲れ、不登校になり、家で引きこもっていました。
そんな時、このスクールオブロックに出会いました。
それ以前も少し聴いたことがあったのですが、とても毎日聴ける感じではありませんでした。なぜかと言うと、とてもそのラジオ番組は、眩しかったのです。ずっと聴いていたら、胸が締め付けられて、ワクワクして、叫び出したくなって、ベッドから飛び出して、走り出したくなるのです。そういったパワーを、僕は上手く使いこなすことが出来ずに、ただただ、身体のパワーだけが溜まって、うわー!っとなってしまいそうでした。
だから、あまり聴いていませんでした。
けど、不登校になって、先が見えなくて、自分がこんな風になるなんて思ってなくて、不安と情けなさでいっぱいになった時、助けを求めるように、ある夜スクールオブロックを聴きました。
その日のあるコーナーで、2011年閃光ライオット決勝大会の音源と、出場者のインタビューが流されました。
そこで片平里菜さんの「夏の夜」を聞いて、インタビューの中では、「自分は人見知りだったけど、音楽で救われた」といった内容を、涙ながらに話しているのを聞きました。(10年前の記憶なので、間違えてたらごめんなさい!)
僕はその時、背中を押してもらいました。
自分に好きなものがあれば、大丈夫だと、そう思えました。
もちろん、それでも辛いことは辛いし、好きなものが霞むこともあります。
けど僕はあの時、確かに、背中を押され、無事に不登校から抜け出し、その後卒業することが出来ました。
さらに、僕が学校に再び行き始めた直後、スクールオブロックで、世界の終わり先生の、「幻の命」という曲を聴きました!
もう、鳥肌が立ちました。
そしてその影響で、セカオワのライブに行きました。僕の人生初ライブでした。小さなライブハウスで、あの時の「世界の終わり」特有の独特の雰囲気から繰り出される曲達を、僕は、こんな新しい世界があるんだ、、と思いながら、ただただ聴き入っていました。そしてなんと、終演後、自宅へ自転車で帰ろうとしたら、メンバーの皆さまとばったり会って、お話しすることが出来ました。
さらになんと、その時知り合った女性と、のちに付き合いすることになったんです。
高校3年にして僕の初めての彼女でした。
(続きます)