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太陽に恋する月の話 その2

「太陽ってどうしてあんなに綺麗に光って暖かいのかしら」
「恒星だから?」
「そんなこと聞いてないわよ」
「なんなんだよ…」
「あの光に包まれてなきゃ、この宇宙暗くて冷たいだけよ」
「君は太陽の光に拘るね」
「自分にないものに憧れるものなのよ」
「…僕からしたら、君も美しく輝いているよ」
「ふふ、ありがとう。でもそれは違うわ。もしあなたにそう見えても、それは私の力じゃない、太陽のおかげよ」
「誰のおかげだろうと、僕からしたら君が綺麗なんだよ」
「それなら尚更、私は太陽に憧れるわ」

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