深夜の闇からひっそり抜け出した黒猫 雲の隙間から出てきた月明かりが照らす ハーメルンの笛吹き男が連れていくのは 君を信じる心 これは春の風が見せる幻の夢のはず
気がふれたって、月夜に歩く 幻だって、構わない ひかるタペタム、きみに目配せ 夜の底へと、誘(いざな)う笛の